岡本 綺堂

半七捕物帳

14 山祝いの夜

新字新仮名 約11,014字・読了目安22分

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一 「その頃の箱根はまるで違いますよ」 半七老人は天保版の道中懐宝図鑑という小形の本をあけて見せた。 「御覧なさい。湯本でも宮の下でもみんな茅葺屋根に描いてあるでしょう。それを思うと、むかしと今とはすっかり変ったもんですよ。その頃は箱根へ湯…

作品情報

分類NDC 913
公開日1999-07-02
最終更新2014-09-17
底本 「時代推理小説 半七捕物帳(一)」光文社時代小説文庫、光文社
入力tatsuki
校正ごまごま

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