半七捕物帳
31 張子の虎
新字新仮名 約16,567字・読了目安33分
一 四月のはじめに、わたしは赤坂をたずねた。 「陽気も大分ぽか付いて、そろそろお花見気分になって来ましたね」と、半七老人は半分あけた障子の間からうららかに晴れた大空をみあげながら云った。「江戸時代のお花見といえば、上野、向島、飛鳥山、これは…
作品情報
| 分類 | NDC 913 |
|---|---|
| 公開日 | 2000-10-19 |
| 最終更新 | 2014-09-17 |
| 底本 | 「時代推理小説 半七捕物帳(三)」光文社時代小説文庫、光文社 |
| 入力 | 網迫 |
| 校正 | おのしげひこ |
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