芥川 竜之介

着物

新字旧仮名 約1,264字・読了目安3分

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こんな夢を見た。 何でも料理屋か何からしい。広い座敷に一ぱいに大ぜい人が坐つてゐる。それが皆思ひ思ひに洋服や和服を着用してゐる。 着用してゐるばかりぢやない。互に他人の着物を眺めては、勝手な品評を試みてゐる。 「君のフロックは旧式だね。自然…

作品情報

初出「点心」1922(大正11)年5月
分類NDC 914
公開日2002-10-06
最終更新2014-09-17
底本 「芥川龍之介全集 第九巻」岩波書店
入力もりみつじゅんじ
校正松永正敏

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