芥川 竜之介

老いたる素戔嗚尊

新字旧仮名 約12,766字・読了目安26分

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一 高志の大蛇を退治した素戔嗚は、櫛名田姫を娶ると同時に、足名椎が治めてゐた部落の長となる事になつた。 足名椎は彼等夫婦の為に、出雲の須賀へ八広殿を建てた。宮は千木が天雲に隠れる程大きな建築であつた。 彼は新しい妻と共に、静な朝夕を送り始め…

作品情報

初出「大阪毎日新聞」「東京日日新聞」1920(大正9)年3~6月
分類NDC 913
公開日1999-01-17
最終更新2014-09-17
底本 「現代日本文學大系 43 芥川龍之介集」筑摩書房
入力j.utiyama
校正かとうかおり

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