伊藤 左千夫

紅黄録

新字新仮名 約10,055字・読了目安20分

この作品を読む Amazonで探す

成東の停車場をおりて、町形をした家並みを出ると、なつかしい故郷の村が目の前に見える。十町ばかり一目に見渡す青田のたんぼの中を、まっすぐに通った県道、その取付きの一構え、わが生家の森の木間から変わりなき家倉の屋根が見えて心も落ちついた。 秋近…

作品情報

分類NDC 914
公開日2006-08-16
最終更新2014-09-18
底本 「野菊の墓他六篇」新学社文庫、新学社
入力大野晋
校正小林繁雄

伊藤 左千夫の他の作品

伊藤 左千夫の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。