岩野 泡鳴

泡鳴五部作

01 発展

旧字旧仮名 約113,366字・読了目安227分

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一 麻布の我善坊にある田村と云ふ下宿屋で、二十年來物堅いので近所の信用を得てゐた主人が近頃病死して、その息子義雄の代になつた。 義雄は繼母の爲めに眞の父とも折合が惡いので、元から別に一家を構へてゐた。且、實行刹那主義の哲理を主張して段々文學…

作品情報

初出「大阪新報」1911(明治44)年12月16日~1912(明治45)年3月25日
分類NDC 913
公開日2016-05-09
最終更新2016-04-22
底本 「泡鳴五部作 上巻」新潮文庫、新潮社
入力富田倫生、沢津橋正一、富田晶子
校正雪森

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