海野 十三

地獄街道

新字新仮名 約12,191字・読了目安24分

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1 銀座の舗道から、足を踏みはずしてタッタ百メートルばかり行くと、そこに吃驚するほどの見窄らしい門があった。 「おお、此処だ――」 と辻永がステッキを揚げて、後から跟いてくる私に注意を与えた。 「ム――」 まるで地酒を作る田舎家についている…

作品情報

初出「モダン日本」1933(昭和8)年9月号
分類NDC 913
公開日2004-06-21
最終更新2014-09-18
底本 「海野十三全集 第2巻 俘囚」三一書房
入力tatsuki
校正土屋隆

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