岡本 綺堂

半七捕物帳

36 冬の金魚

新字新仮名 約18,416字・読了目安37分

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一 五月のはじめに赤坂をたずねると、半七老人は格子のまえに立って、稗蒔売の荷をひやかしていた。わたしの顔をみると笑いながら会釈して、その稗蒔のひと鉢を持って内へはいって、ばあやにいいつけて幾らかの代を払わせて、自分は先に立って私をいつもの横…

作品情報

分類NDC 913
公開日2000-12-21
最終更新2014-09-17
底本 「時代推理小説 半七捕物帳(三)」光文社時代小説文庫、光文社
入力網迫
校正ごまごま

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