国枝 史郎

天主閣の音

新字新仮名 約39,465字・読了目安79分

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一 元文年間の物語。―― 夜な夜な名古屋城の天主閣で、気味の悪い不思議な唸り声がした。 天主閣に就いて語ることにしよう。 「尾張名古屋は城で持つ」と、俚謡にまでも唄われている、その名古屋の大城は、慶長十四年十一月から、同十六年十二月迄、約二…

作品情報

分類NDC 913
公開日2002-02-18
最終更新2014-09-17
底本 「妖異全集」桃源社
入力地田尚
校正小林繁雄

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