黒島 伝治

海賊と遍路

新字新仮名 約2,281字・読了目安5分

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私の郷里、小豆島にも、昔、瀬戸内海の海賊がいたらしい。山の上から、恰好な船がとおりかゝるのを見きわめて、小さい舟がする/\と島かげから辷り出て襲いかゝったものだろう。その海賊は、又、島の住民をも襲ったと云い伝えられている。かつて襲われたとい…

作品情報

分類NDC 914
公開日2001-09-03
最終更新2014-09-17
底本 「黒島傳治全集 第三巻」筑摩書房
入力大野裕
校正原田頌子

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