芥川 竜之介

蜃気楼

新字新仮名 約5,076字・読了目安10分

この作品を読む Amazonで探す

一 或秋の午頃、僕は東京から遊びに来た大学生のK君と一しょに蜃気楼を見に出かけて行った。鵠沼の海岸に蜃気楼の見えることは誰でももう知っているであろう。現に僕の家の女中などは逆まに舟の映ったのを見、「この間の新聞に出ていた写真とそっくりですよ…

作品情報

初出「婦人公論 第十二年第三号」1927(昭和2)年3月1日
分類NDC 913
公開日1999-01-24
最終更新2016-02-25
底本 「昭和文学全集 第1巻」小学館
入力j.utiyama
校正かとうかおり

芥川 竜之介の他の作品

芥川 竜之介の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。