白
新字新仮名 約8,640字・読了目安17分
一 ある春の午過ぎです。白と云う犬は土を嗅ぎ嗅ぎ、静かな往来を歩いていました。狭い往来の両側にはずっと芽をふいた生垣が続き、そのまた生垣の間にはちらほら桜なども咲いています。白は生垣に沿いながら、ふとある横町へ曲りました。が、そちらへ曲った…
作品情報
| 初出 | 「女性改造」1923(大正12)年8月 |
|---|---|
| 分類 | NDC K913 |
| 公開日 | 1999-03-01 |
| 最終更新 | 2014-09-17 |
| 底本 | 「芥川龍之介全集5」ちくま文庫、筑摩書房 |
| 入力 | j.utiyama |
| 校正 | もりみつじゅんじ |
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底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。