島崎 藤村

夜明け前

02 第一部下

新字新仮名 約13,755字・読了目安28分

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第八章 一 「もう半蔵も王滝から帰りそうなものだぞ。」 吉左衛門は隠居の身ながら、忰半蔵の留守を心配して、いつものように朝茶をすますとすぐ馬籠本陣の裏二階を降りた。彼の習慣として、ちょっとそこいらを見回りに行くにも質素な平袴ぐらいは着けた。…

作品情報

分類NDC 913
公開日2001-05-26
最終更新2014-09-17
底本 「夜明け前 第一部下」岩波文庫、岩波書店
入力高橋真也
校正小林繁雄

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