島崎 藤村

朝飯

新字新仮名 約3,164字・読了目安6分

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五月が来た。測候所の技手なぞをして居るものは誰しも同じ思であろうが、殊に自分はこの五月を堪えがたく思う。其日々々の勤務――気圧を調べるとか、風力を計るとか、雲形を観察するとか、または東京の気象台へ宛てて報告を作るとか、そんな仕事に追われて、…

作品情報

初出「芸苑」1906(明治39)年1月
分類NDC 913
公開日2001-12-17
最終更新2014-09-17
底本 「日本プロレタリア文学大系(序)」三一書房
入力Nana ohbe
校正林幸雄

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