田中 貢太郎

殺神記

新字新仮名 約3,363字・読了目安7分

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唐の開元年中、郭元振は晋の国を出て汾の方へ往った。彼は書剣を負うて遊学する曠達な少年であった。 某日、宿を取り損ねて日が暮れてしまった。星が斑に光っていた。路のむこうには真黒な峰が重なり重なりしていた。路は渓川に沿うていた。遥か下の地の底の…

作品情報

分類NDC 913 923
公開日2003-10-06
最終更新2014-09-18
底本 「中国の怪談(一)」河出文庫、河出書房新社
入力Hiroshi_O
校正小林繁雄、門田裕志

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