寺田 寅彦

旅日記から

新字新仮名 約25,431字・読了目安51分

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一 シャンハイ 四月一日 朝のうちには緑色をしていた海がだんだんに黄みを帯びて来ておしまいにはまっ黄色くなってしまった。船の歩みはのろくなった。艫のほうでは引っ切りなしに測深機を投げて船あしをさぐっている。とうとう船が止まった。推進機でかき…

作品情報

初出「渋柿」1920(大正9)年6月~1921(大正10)年4月
分類NDC 915
公開日2003-07-05
最終更新2014-09-17
底本 「寺田寅彦随筆集 第一巻」岩波文庫、岩波書店
入力田辺浩昭
校正かとうかおり、田中敬三

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