折口 信夫

河童の話

新字旧仮名 約15,522字・読了目安31分

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私はふた夏、壱岐の国へ渡つた。さうして此島が、凡北九州一円の河童伝説の吹きだまりになつてゐた事を知つた。尚考へて見ると、仄かながら水の神信仰の古い姿が、生きてこの島びとの上にはたらいて居るのを覚つた。其と今一つ、私はなるべく、認識不十分な他…

作品情報

分類NDC 382
公開日2006-05-14
最終更新2014-09-18
底本 「折口信夫全集 3」中央公論社
入力門田裕志
校正多羅尾伴内

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