折口 信夫

餓鬼阿弥蘇生譚

新字旧仮名 約6,632字・読了目安13分

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一 餓鬼 世の中は推し移つて、小栗とも、照手とも、耳にすることがなくなつた。子どもの頃は、道頓堀の芝居で、年に二三度は必見かけたのが、小栗物の絵看板であつた。ところの若い衆の祭文と言へば、きまつて「照手車引き近江八景」の段がかたられたもので…

作品情報

初出「民族 第一巻第二号」1926(大正15)年1月
分類NDC 388
公開日2004-01-23
最終更新2014-09-18
底本 「折口信夫全集 2」中央公論社
入力高柳典子
校正多羅尾伴内

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