宮沢 賢治

ひのきとひなげし

新字新仮名 約4,580字・読了目安9分

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ひなげしはみんなまっ赤に燃えあがり、めいめい風にぐらぐらゆれて、息もつけないようでした。そのひなげしのうしろの方で、やっぱり風に髪もからだも、いちめんもまれて立ちながら若いひのきが云いました。 「おまえたちはみんなまっ赤な帆船でね、いまがあ…

作品情報

分類NDC 913
公開日2005-02-28
最終更新2014-09-18
底本 「新編 銀河鉄道の夜」新潮文庫、新潮社
入力土屋隆
校正noriko saito

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