横光 利一

洋灯

新字新仮名 約4,257字・読了目安9分

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このごろ停電する夜の暗さをかこっている私に知人がランプを持って来てくれた。高さ一尺あまりの小さな置きランプである。私はそれを手にとって眺めていると、冷え凍っている私の胸の底から、ほとほとと音立てて燃えてくるものがあった。久しくそれは聞いたこ…

作品情報

分類NDC 914
公開日2002-05-29
最終更新2014-09-17
底本 「昭和文学全集 第5巻」小学館
入力阿部良子
校正松永正敏

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