家のめぐり
旧字旧仮名 約1,851字・読了目安4分
先づ野蒜を取つてたべた。これは此處に越して來た時から見つけておいたもので、丁度季節なので三月の初め掘つて見た。少し過ぎる位ゐ肥えてゐた。元來此處の地所は昨年の春までは桃畑であつた。百姓たちが桃畑の草をとつて畑つゞきの松林の蔭に捨て、毎年捨て…
作品情報
| 分類 | NDC 914 |
|---|---|
| 公開日 | 2001-02-03 |
| 最終更新 | 2014-09-17 |
| 底本 | 「若山牧水全集 第八巻」雄鶏社 |
| 入力 | 柴武志 |
| 校正 | 小林繁雄 |
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