内田 魯庵

灰燼十万巻

(丸善炎上の記)

新字新仮名 約11,640字・読了目安23分

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十二月十日、珍らしいポカ/\した散歩日和で、暢気に郊外でも徜徉きたくなる天気だったが、忌でも応でも約束した原稿期日が迫ってるので、朝飯も匆々に机に対った処へ、電報! 丸善から来た。朝っぱらから何の用事かと封を切って見ると、『ケサミセヤケタ。…

作品情報

初出「趣味」1910(明治43)年1月
分類NDC 916
公開日2001-05-19
最終更新2016-02-06
底本 「魯庵の明治 山口昌男、坪内祐三編」講談社文芸文庫、講談社
入力斉藤省二
校正松永正敏

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