岡本 綺堂

半七捕物帳

37 松茸

新字新仮名 約18,217字・読了目安36分

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一 十月のなかばであった。京都から到来の松茸の籠をみやげに持って半七老人をたずねると、愛想のいい老人はひどく喜んでくれた。 「いや、いいところへお出でなすった、実は葉書でも上げようかと考えていたところでした。なに、別にこれという用があるわけ…

作品情報

分類NDC 913
公開日2000-12-21
最終更新2014-09-17
底本 「時代推理小説 半七捕物帳(三)」光文社時代小説文庫、光文社
入力網迫
校正ごまごま

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