林 芙美子

就職

旧字旧仮名 約11,420字・読了目安23分

この作品を読む Amazonで探す

何をそんなに腹をたててゐるのかわからなかつた。埼子は松の根方に腰をかけて、そこいらにある小石をひろつては、海の方へ、男の子のやうな手つきで、「えゝいツ」と云つては投げつけてゐた。石は二三間位しか飛ばないで、その邊の砂地の上へ濕つた音をたてて…

作品情報

分類NDC 913
公開日2005-08-24
最終更新2014-09-18
底本 「惡鬪」中央公論社
入力林幸雄
校正花田泰治郎

林 芙美子の他の作品

林 芙美子の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。