林 芙美子

濡れた葦

新字旧仮名 約10,793字・読了目安22分

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1 女中にきいてみると、こゝでは朝御飯しか出せないと云ふことで、ふじ子はがつかりしてしまつた。子供たちは、いかにも心細さうにあたりをながめてゐる。ふじ子はひよいとしたら、丼物でもとつてもらへるかも知れないと、女中に、何か食べものを取りよせて…

作品情報

分類NDC 913
公開日2005-10-30
最終更新2014-09-18
底本 「惡鬪」中央公論社
入力林幸雄
校正花田泰治郎

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