寺田 寅彦

星

新字新仮名 約126字・読了目安1分

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天幕の破れ目から見ゆる砂漠の空の星、駱駝の鈴の音がする。背戸の田圃のぬかるみに映る星、籾磨歌が聞える。甲板に立って帆柱の尖に仰ぐ星、船室で誰やらが欠びをする。 (明治三十二年十月『ホトトギス』)

作品情報

初出「ホトトギス 第三巻第一号」1899(明治32)年10月26日
分類NDC 914
公開日2004-04-18
最終更新2016-02-25
底本 「寺田寅彦全集 第一巻」岩波書店
入力Nana ohbe
校正松永正敏

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