寺田 寅彦

郷土的味覚

新字新仮名 約3,146字・読了目安6分

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日常の環境の中であまりにわれわれに近く親しいために、かえってその存在の価値を意識しなかったようなものが、ひとたびその環境を離れ見失った時になって、最も強くわれわれの追憶を刺戟することがしばしばある。それで郷里に居た時には少しも珍しくもなんと…

作品情報

初出「郷土読本」高知市江ノ口小学校、1932(昭和7)年2月
分類NDC 914
公開日2004-04-12
最終更新2016-02-25
底本 「寺田寅彦全集 第一巻」岩波書店
入力Nana ohbe
校正松永正敏

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