寺田 寅彦

詩と官能

新字新仮名 約2,320字・読了目安5分

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一 清楚な感じのする食堂で窓から降りそそぐ正午の空の光を浴びながらひとり静かに食事をして最後にサーヴされたコーヒーに砂糖をそっと入れ、さじでゆるやかにかき交ぜておいて一口だけすする。それから上着の右のかくしから一本煙草を出して軽くくわえる。…

作品情報

初出「渋柿」1935(昭和10)年2月
分類NDC 914
公開日2003-03-14
最終更新2014-09-17
底本 「寺田寅彦随筆集 第五巻」岩波文庫、岩波書店
入力(株)モモ
校正かとうかおり

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