寺田 寅彦

芝刈り

新字新仮名 約10,205字・読了目安20分

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私は自分の住み家の庭としてはむしろ何もない広い芝生を愛する。われわれ階級の生活に許される程度のわずかな面積を泉水や植え込みや石燈籠などでわざわざ狭くしてしまって、逍遙の自由を束縛したり、たださえ不足がちな空の光の供給を制限しようとは思わない…

作品情報

初出「中央公論」1921(大正10)年1月
分類NDC 470
公開日1999-11-24
最終更新2014-09-17
底本 「寺田寅彦随筆集 第一巻」岩波文庫、岩波書店
入力田辺浩昭
校正かとうかおり

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