寺田 寅彦

映画雑感(Ⅳ)

新字新仮名 約17,279字・読了目安35分

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一 商船テナシティ このジュリアン・デュヴィヴィエの映画は近ごろ見たうちでは最もよいと思ったものの一つである。何よりも、フランス映画らしい、あくの抜けたさわやかさが自分の嗜好に訴えて来る。 汽車でアーヴルに着いてすっかり港町の気分に包まれる…

作品情報

初出「セルパン」他、1935(昭和10)年2~6月
分類NDC 778
公開日2003-06-28
最終更新2014-09-17
底本 「寺田寅彦随筆集 第五巻」岩波文庫、岩波書店
入力(株)モモ
校正多羅尾伴内

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