長塚 節

炭焼のむすめ

旧字旧仮名 約8,530字・読了目安17分

この作品を読む Amazonで探す

一 低い樅の木に藤の花が垂れてる所から小徑を降りる。炭燒小屋がすぐ眞下に見える。狹い谷底一杯になつて見える。あたりは朗かである。トーントーンといふ音が遙に谷から響き渡つて聞える。谷底へついて見ると紐のちぎれさうな脚袢を穿いた若者が炭竈の側で…

作品情報

初出「馬醉木」1906(明治39)年7月
分類NDC 914
公開日2001-09-06
最終更新2019-01-13
底本 「現代日本文學全集6 正岡子規 伊藤佐千夫 長塚節集」筑摩書房
入力林幸雄
校正浅原庸子

長塚 節の他の作品

長塚 節の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。