板倉 勝宣

山と雪の日記

新字新仮名 約10,201字・読了目安20分

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夏の日記 大正池 峰々の谷に抱かれた雪の滴を集めて流れて、梓川は細長い上高地の平原を、焼岳の麓まできた時に、神の香炉から流れ出たラヴァはたちまちにその流れを阻んだ。岩に激してきた水は、焼岳の麓の熊笹をひたし、白樺の林をひたして対岸の霞沢岳の…

作品情報

分類NDC 291
公開日2001-12-08
最終更新2014-09-17
底本 「山と雪の日記」中公文庫、中央公論社
入力林幸雄
校正田口彩子

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