とも喰い
新字新仮名 約1,728字・読了目安3分
雪まびれになった阿母は、精根枯らした顔で帰って来た。一日村を歩きまわって、貰ったのは蕎麦殻の袋だった。それでも仔細に見ると多少の粉が篩い落されるかも知れないと云うのだ。 「救済いうて、一体何時のことやら――誰ももう耐え切れんわ。明日は役場に…
作品情報
| 分類 | NDC 913 |
|---|---|
| 公開日 | 2001-12-04 |
| 最終更新 | 2014-09-17 |
| 底本 | 「日本プロレタリア文学集・20 「戦旗」「ナップ」作家集7」新日本出版社 |
| 入力 | 林幸雄 |
| 校正 | 土屋隆 |
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