黒島 伝治

防備隊

新字新仮名 約1,466字・読了目安3分

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九月二十五日――撫順 今度の事変で、君は、俺の一家がどうなったか、早速手紙を呉れた。今日、拝見した。――心配はご無用だ。別条ない。 俺は、防備隊に引っぱり出された。俺だけじゃない。中学三年の一郎までが引っぱり出された。 乳くさい中学生が、列…

作品情報

分類NDC 913
公開日2002-02-19
最終更新2014-09-17
底本 「日本プロレタリア文学集・20 「戦旗」「ナップ」作家集(七)」新日本出版社
入力林幸雄
校正山根生也

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