宮本 百合子

鴎外・漱石・藤村など

「父上様」をめぐって

新字新仮名 約4,639字・読了目安9分

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つい先頃、或る友人があることの記念として私に小堀杏奴さんの「晩年の父」とほかにもう一冊の本をくれた。「晩年の父」はその夜のうちに読み終った。晩年の鴎外が馬にのって、白山への通りを行く朝、私は女学生で、彼の顔にふくまれている一種の美をつよく感…

作品情報

初出「読売新聞」1936(昭和11)年10月11、14、15日号
分類NDC 914
公開日2003-02-27
最終更新2016-02-03
底本 「宮本百合子全集 第十巻」新日本出版社
入力柴田卓治
校正米田進

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