田山 花袋

帰国

旧字旧仮名 約17,589字・読了目安35分

この作品を読む Amazonで探す

一 一行は樹立の深く生茂つた處から、岩の多い、勾配の高い折れ曲つた羊齒の路を喘ぎ喘ぎ登つて行つた。ちびと綽名をつけられた背の低い男が一番先に立つて、それから常公、政公、眇目の平公、子供を負つた女もあれば、木の根に縋り付いて呼吸をきらして登つ…

作品情報

分類NDC 913
公開日2002-05-23
最終更新2014-09-17
底本 「定本 花袋全集 第七巻」臨川書店
入力もんむー
校正松永正敏

田山 花袋の他の作品

田山 花袋の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。