身辺雑記
新字旧仮名 約1,074字・読了目安2分
九月、十月、それから十一月とはなつた。隣家の門にからんだ蔦が這つて来て庭の一間ほどの竹垣で海老茶に枯れてゐる。雨が降る度に天井と畳と障子がぬれる。引越すつもりであつたが、そのうちには引越すことになつてしまつた。何のことはないのである。 × …
作品情報
| 初出 | 「南方詩人」1930(昭和5)年1月 |
|---|---|
| 分類 | NDC 914 |
| 公開日 | 2006-10-05 |
| 最終更新 | 2014-09-18 |
| 底本 | 「尾形亀之助詩集」現代詩文庫、思潮社 |
| 入力 | 高柳典子 |
| 校正 | 鈴木厚司 |
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