尾形 亀之助

早春雑記

新字旧仮名 約1,384字・読了目安3分

この作品を読む Amazonで探す

毎日のやうに隣りの鶏が庭へ入つて来る。 鶏が書斎の前をいそいで通るので、いかにも跣足で歩いてゐるやうな恰好をする。羽や鳥冠が立派で、その上雄鶏などはすましてゐるやうな様子をしてゐるので可笑しい。 彼等の中に一匹奇妙な鳴声をする雌がゐる。 四…

作品情報

初出「全詩人聯合 創刊号」1928(昭和3)年4月
分類NDC 914
公開日2006-10-05
最終更新2014-09-18
底本 「尾形亀之助詩集」現代詩文庫、思潮社
入力高柳典子
校正鈴木厚司

尾形 亀之助の他の作品

尾形 亀之助の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。