横瀬 夜雨

べつ甲蜂

旧字旧仮名 約1,588字・読了目安3分

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春さき、はんの木山を歩くと、かげろふの糸のやうな白い毛がふわりと飛んで來て、顏や頭にひつかかる。ねば/\してうるさいので、取りすてようとしても中々離れぬ。地震蜘の糸だ。いぼとり蜘とも言つてゐる。巣へさはると、おこつて網全體を震動させる。はじ…

作品情報

分類NDC 914
公開日2003-08-11
最終更新2014-09-17
底本 「雪あかり」書物展望社
入力林幸雄
校正松永正敏

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