横瀬 夜雨

筑波ねのほとり

旧字旧仮名 約4,014字・読了目安8分

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一 「雲雀の卵を拾らえに行んべや」 「うん」 「葦剖も巣う懸けたつぺな」 「うん」 眞ん中に皿を殘したかつぱ頭を、柔かな春風になぶられながら、私達は土手を東へ、小貝川の野地を駈け下りた。櫟は古い葉をすつかり振り落して新芽から延びた緑の葉が頬…

作品情報

分類NDC 911 914
公開日2012-05-19
最終更新2014-09-16
底本 「太陽 三二巻八号」博文館
入力林幸雄
校正富田倫生

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