海野 十三

獏鸚

新字新仮名 約16,955字・読了目安34分

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1 一度トーキーの撮影を見たいものだと、例の私立探偵帆村荘六が口癖のように云っていたものだから、その日――というと五月一日だったが――私は早く彼を誘いだしに小石川のアパートへ行った。 彼の仕事の性質から云って、正に白河夜船か或いは春眠暁を覚…

作品情報

初出「新青年」博文館、1935(昭和10)年5月
分類NDC 913
公開日2005-12-28
最終更新2014-09-18
底本 「海野十三全集 第3巻 深夜の市長」三一書房
入力tatsuki
校正小林繁雄、門田裕志

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