伊藤 野枝

転機

新字新仮名 約33,517字・読了目安67分

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一 不案内な道を教えられるままに歩いて古河の町外れまで来ると、通りは思いがけなく、まだ新らしい高い堤防で遮られている道ばたで、子供を遊ばせている老婆に私はまた尋ねた。老婆はけげんな顔をして私達二人の容姿に目を留めながら、念を押すように、今私…

作品情報

初出「文明批判 第一巻第一号、第二号」1918(大正7)年1月、2月
分類NDC 913
公開日2002-11-13
最終更新2014-09-17
底本 「伊藤野枝全集 上」學藝書林
入力林幸雄
校正ペガサス

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