泉 鏡花

第二菎蒻本

新字新仮名 約19,545字・読了目安39分

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一 雪の夜路の、人影もない真白な中を、矢来の奥の男世帯へ出先から帰った目に、狭い二階の六畳敷、机の傍なる置炬燵に、肩まで入って待っていたのが、するりと起直った、逢いに来た婦の一重々々、燃立つような長襦袢ばかりだった姿は、思い懸けずもまた類な…

作品情報

分類NDC 913
公開日2007-03-28
最終更新2014-09-21
底本 「泉鏡花集成6」ちくま文庫、筑摩書房
入力門田裕志
校正高柳典子

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