泉 鏡花

歌行灯

新字新仮名 約44,866字・読了目安90分

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一 宮重大根のふとしく立てし宮柱は、ふろふきの熱田の神のみそなわす、七里のわたし浪ゆたかにして、来往の渡船難なく桑名につきたる悦びのあまり…… と口誦むように独言の、膝栗毛五編の上の読初め、霜月十日あまりの初夜。中空は冴切って、星が水垢離取…

作品情報

分類NDC 913
公開日2002-01-09
最終更新2014-09-17
底本 「泉鏡花集成6」ちくま文庫、筑摩書房
入力門田裕志
校正砂場清隆

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