初めて蓄音器を聞いた時とすきなレコオド
新字新仮名 約213字・読了目安1分
一、私が生れて始めて蓄音器と云うものを見聞いたのは、もう十四五年前、父が英国から土産に買って来たものでした。大きな銀色の朝顔型のラッパ、耳を澄ますと、スースー、スースーと云う針の音。小さい弟達と三人で、熱心にラッパを見つめ、今考えれば、さほ…
作品情報
| 初出 | 「新家庭」1922(大正11)年6月号 |
|---|---|
| 分類 | NDC 760 914 |
| 公開日 | 2003-11-09 |
| 最終更新 | 2014-09-18 |
| 底本 | 「宮本百合子全集 第十七巻」新日本出版社 |
| 入力 | 柴田卓治 |
| 校正 | 磐余彦 |
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