宮本 百合子

気むずかしやの見物

――女形――蛇つかいのお絹・小野小町――

新字新仮名 約2,733字・読了目安5分

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伝統的な女形と云うものの型に嵌って終始している間、彼等は何と云う手に入った風で楽々と演こなしていることだろう。きっちりと三絃にのり、きまりどころで引締め、のびのびと約束の順を追うて、宛然自ら愉んでいるとさえ見える。 旧劇では、女形がちっとも…

作品情報

初出「新演芸」1923(大正12)年7月号
分類NDC 774
公開日2003-11-12
最終更新2014-09-18
底本 「宮本百合子全集 第十七巻」新日本出版社
入力柴田卓治
校正磐余彦

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