芥川 竜之介

鷺と鴛鴦

新字旧仮名 約1,528字・読了目安3分

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二三年前の夏である。僕は銀座を歩いてゐるうちに二人の女を発見した。それも唯の女ではない。はつと思ふほど後ろ姿の好い二人の女を発見したのである。 一人は鷺のやうにすらりとしてゐる。もう一人は――この説明はちよつと面倒である。古来姿の好いと云ふ…

作品情報

分類NDC 914
公開日2007-07-19
最終更新2014-09-21
底本 「筑摩全集類聚 芥川龍之介全集第四巻」筑摩書房
入力土屋隆
校正松永正敏

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