島木 健作

ジガ蜂

新字旧仮名 約4,464字・読了目安9分

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初夏と共に私の病室をおとづれる元気な訪問客はジガ蜂である。ジガ蜂の颯爽たる風姿はいかにもさかんな活動的な季節の先駆けたるにふさはしく、沈んだ病室内の空気までがにはかに活気を帯びて来るやうに思はれるのだつた。彼等は一刻もぢつとしてゐるといふこ…

作品情報

分類NDC 913
公開日1998-08-26
最終更新2014-09-17
底本 「現代日本文學大系 70 武田麟太郎・島木健作・織田作之助・檀一雄集」筑摩書房
入力j.utiyama
校正かとうかおり

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