水上 滝太郎

貝殻追放

012 向不見の強味

旧字旧仮名 約11,041字・読了目安22分

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たださへ夏は氣短になり勝なのに全身麻醉をかけられて、外科手術をした後の不愉快な心持は、病院を出てから一週間にもなるのに、未だに執念深く殘つて居る。 甚だ汚ならしい話だが、疾患は痔瘻なので、病院へ通ふのに、乘物に腰掛けて搖られるのが苦痛で、何…

作品情報

初出「三田文學」1918(大正7)年10月号、11月号
分類NDC 914
公開日2005-03-03
最終更新2014-09-18
底本 「水上瀧太郎全集 九卷」岩波書店
入力柳田節
校正門田裕志

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