三島 霜川

水郷

旧字旧仮名 約8,145字・読了目安16分

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水の郷と謂はれた位の土地であるから、實に川の多い村であツた。川と謂ツても、小川であツたが、自分の生れた村は、背戸と謂はず、横手と謂はず、縱に横に幾筋となく小川が流れてゐて、恰ど碁盤の目のやうになツてゐた。それに何の川の水も、奇麗に澄むでゐて…

作品情報

初出「文庫」1906(明治39)年7月15日
分類NDC 913
公開日2003-12-22
最終更新2014-09-18
底本 「三島霜川選集(上巻)」三島霜川選集刊行会
入力小林徹
校正松永正敏

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